日本の介護サービスの海外進出や日本の介護現場における外国人労働者の受け入れ。
しっかりと考えていかなければいけない問題なのだと改めて考えさせられました。
こんにちは!
企画・開発のみはるです!
先日、
「中国介護現場の現状と日本介護サービスの海外進出の可能性」
をテーマとしたセミナーに参加してきました。
中国でも高齢化がどんどん進んできており
介護の必要性を重要視し出したことで、市場が急成長しているそうです。
セミナーの中で、中国の介護において「9073」という数字が出てきました。
みなさん、何を示しているかご存知ですか?
「介護の90%を在宅で、7%を地域で、3%を施設で担おう」
とする政策における数値目標だそうです。
(参考サイト:https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2017/02/china_04.html )
介護保険があまり充実していない中国では在宅での介護を推奨しているようですね。
日本の現状と大きく違うこの点、
日本の介護サービスの中国進出にも影響しているとのこと。
介護の海外進出を考えるときには
このような国ごとの制度の違いも考慮する必要がありそうです。
また、外国人介護人材の現状と課題についてもお話して頂きました。
人手不足が叫ばれている日本の介護現場において、
外国人スタッフの受け入れについても関心が集まっていますね。
先週法務省から提示された情報によると、
介護分野では5年間で最大6万人の外国人労働者を見込んでいるそうです。
しかし外国人労働者を受け入れるためには、やはり言葉や文化、
待遇や制度の違い、受け入れる側の負担軽減など
様々な問題を解決必要があるとのことで、
今後対策を考えていかなければならない大きな課題となるのは間違いなさそうです。
介護の人材確保や外国人雇用、そして日本の介護サービスの海外進出について…
私たちも介護×ICTのチカラでお手伝いが出来ないか
積極的に考えていきたいです!